雨太鼓スイッチ (8世代ダブルシリーズ6使用構築)
みなさんこんにちは、
剣盾初の上位制限ルールだったシリーズ6にて使用した構築です。別に結果を残した訳ではないですが、夢ガラル御三家が解禁されたあたりから剣盾対戦から少し離れていた後、復帰して初めて作ったパーティであり、結構頑張って考えたのでメモがてら残しておきます。
構築の経緯
元々剣盾ではバンドリやバナコータスなどの天候パを使っていたのですが、バンギラスやコータスなど強力な天候ポケモンがことごとく制限されて消えてしまいました。そこで一度使って見たかった雨パを使うことに決めました。当初はファイアローやトゲデマルを入れた純正の雨パを使用していました。しかし雨パはそれほど通りが良くなかったので構築のもう1つの柱としてカビゴンとモロバレルを合わせて確実にはらだいこを積む戦略を組み込むことにしました。
個別解説
キングドラ (すいすい)
ひかえめ@いのちのたま
159-x-119-161-117-124
h68 b28 c252 d12 s150
ぼうふう
なみのり
ハイドロポンプ
りゅうせいぐん
調整
H:10n-1
C:手助けりゅうせいぐんでH252D212ダイパッチラゴン確定1
S:非雨下最速60族抜き準速70族抜き抜き
雨下最速スカーフ98族抜き
BD:余り
雨下で動かすアタッカーで選出した際には基本的にダイマックスさせます。ダイジェットが強いです。まもるは欲しいこともありましたが、水技を範囲と火力で打ち分けられることによるメリットの方が大きかったのでこれでよかったと思います。
ずぶとい@オボンのみ
197-x-133-117-120-90
h252 b204 c52
ねっとう
ほろびのうた
てだすけ
まもる
調整
忘れた
雨発動役でグドラの通りが良さそうなときには手助けと熱湯を合わせて相手を削っていきます。滅びの歌は相手がラスト2でこっちが3以上残っている際に詰めを間違えないために使うことが多かったです。正直必中でタイプ一致暴風を打てるぺリッパーの方が強かったと思います。
ずぶとい@せいれいプレート
191-x-111-157-151-81
h164 b124 c212 d4 s4
ハイパーボイス
でんこうせっか
マジカルフレイム
まもる
調整
HB:陽気A252ウーラオスのダイスチル確定耐え
C:D4振りダイマックスウーラオス(一撃)をハイパーボイスで確1
D4振りウーラオス(連撃)をハイパーボイスで確1
当初は控えめの火力重視な個体を使っていましたが、処理したいウーラオスに上からアイアンヘッドやダイスチルを打たれて落ちてしまい、役割を遂行できないことが多いと感じたため、火力を削って耐久に回しました。ウーラオスと対面していてもかなり安心して動かすことができ、さらに高火力範囲技で雑に削ることもできるためほぼ毎試合選出していました。あととてもかわいい
ガラガラ(アローラ) (ひらいしん)
しんちょう@ふといホネ
167-112-131-x-132-66
h252 a94 b4 d132 s4
ポルターガイスト
フレアドライブ
ホネブーメラン
まもる
調整
A:HB特化ブリムオンをポルターガイストで確1
他:忘れた
ゴリランダーもフシギバナも制限がかけられているため水ポケモンの処理は主に電気タイプによるものになるため避雷針枠が欲しいと思い採用しました。最初はトゲデマルを使っていたのですが、鋼タイプが重かったことやトリックルーム下でも動かしやすいポケモンが欲しかったことからガラガラを採用しました。このポケモンは環境に一定数存在するブリムオンやサマヨールに対してポルターガイストで圧力をかけていけるので強かったです。ニンフィアと同じくほぼ毎試合選出しました。
モロバレル (さいせいりょく)
なまいき@きあいのタスキ
221-110-90-x-140-31 (s個体値0)
h252 a36 d220
いかりのこな
かふんだんご
タネばくだん
キノコのほうし
調整
HD:特化帯トリトドンの冷凍ビームを確定2耐え
A:H252 B28振りまでのトリトドンをタネばくだんで確1
H252振りアシレーヌにタネばくだんで確2
みんな大嫌いなキノコ君です。元はヘドロでの採用でしたが、隣に並べることの多いカビゴンとのシナジーを考えた結果、確実に1ターンは攻撃をカビゴンから逸らすことのできるタスキを採用しました。当初はエナジーボールとクリアスモッグを使用していましたが、積みポケモンに対してクリアスモッグを打つことがほぼなかったことやパーティ単位で重いアシレーヌへのダメージを少しでも増やすために物理型に変更しました。かふんだんごの枠はまもるでも良かったかもしれません。
ゆうかん@フィラのみ
264-178-89-x-130-32 (s個体値3)
h228 a252 b28
すてみタックル
かみなりパンチ
10まんばりき
はらだいこ
調整
H:3n最大値
A:特化
B:余り
はらだいこを積んでひたすら相手を粉砕していくポケモンです。かみなりパンチは環境に多いラプラスやアシレーヌへの打点となり、またアーマーガアなど浮いている鋼タイプに対する打点ともなります。すばやさは最遅30族+1となっており、相手のモロバレルのキノコのほうしをエレキフィールドを貼ることで無効化することもできます。
立ち回り
雨パの場合
水技が刺さっている場合や相手に速いポケモンが多い場合などにこちらを使っていきます。
ほとんどの場合ニョロトノ+キングドラ先発、ガラガラ+ニンフィア控えのような形で選出します。キングドラを初手ダイマックスさせ、ダイストリームやダイジェットなどで削っていきます。ニョロトノは状況に応じて手助けをしたり、ねっとうを打つなどしていきます。電気技が打たれやすいのでチャンスだと思ったらガラガラに交代して透かしていきましょう。キングドラが相手を適度に削った後にガラガラとニンフィアで残った相手を一掃していきます。
カビバレルの場合
相手にアシレーヌやラプラスがいる場合やトリックルームをしてきそうな場合にはこちらを使っていきます。
初手にカビゴンとモロバレルを並べて余程のことがない限りはらだいこといかりのこなを押していきます。はらだいこを積んだらカビゴンをダイマックスさせ、キョダイサイセイを撃ち続けます。その間モロバレルはひたすらいかりのこなをし続けます。カビゴンの攻撃がしっかりと通っていれば雨パの場合と同様にニンフィアとガラガラで一掃できるはずです。
反省点
シリーズ6の初期からこの構築を使用していましたが、環境の変化に対するアップデートがうまくできていなかったように感じます。特に環境に非常に多かったアシレーヌへの処理ルートが乏しく、相手の取り巻きによっては何もできずに負けてしまうことも少なくありませんでした。総じて環境への考察や使えそうなポケモンの研究などが足りていなかったと思います。現在の全国ダブル(シリーズ7)では非常に多くのポケモンが解禁され、非常に多くのパーティが考えられるため頑張っていきたいと思います。
最後に…
上位制限なんてアホなことはスペレでやってくれ。